2013-05-01から1ヶ月間の記事一覧

第一一五話 ◆ 二代浅蔵五十吉

素地作りを家業とする家に生まれ、 10代から20代にかけて、初代徳田八十吉の内弟子となって 上絵付けや色釉調合を覚える。 30代で北出塔次郎に作家としての姿勢や造形感覚を学ぶ。 80代まで活動を続け、九谷焼初の文化勲章を受章。 こんな理想的な作家人生を…

第一一四話 ◆ 洋画家たちの九谷

決してメインストリームではないのですが 昭和の九谷で異彩を放っているのが、 本職の陶芸家でない洋画家たちが筆をとった九谷焼です。 特に名高いのが、 日展理事や日本芸術院会員などを歴任した 中村研一(明治28~昭和42年 1895~1967)と、 渡仏経験を持…