“準青手”と比べ、均等な配色の五彩手の場合は 当然、赤の存在感が増してきます。 古九谷においては、赤も独特です。 いわゆる「血赤」。黒味を帯びた渋い色で、 五彩の中でアクセントの役割を果たしています。 他の四色はガラス質ですが、赤だけ違うのです…
(画像:東京国立博物館 http://www.tnm.jp/ ) 配色理論に裏打ちされた九谷五彩。 そのバランスを、あえて寒色寄りに ずらしている五彩手もあります。 上記のような作品です。 濃厚な緑や紫が前面に打ち出され、 赤は使われていますが、ほんの少量。 こうい…
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